NEWSPAPER 2009年8月15・16・17日 掲載

クレシェンド・フェスティバルに出演したBARAKAに地元の有力日刊紙 「SUD OUEST」 も注目。 BARAKAの紹介記事が3日連続で掲載されました。

掲載紙面 記事要訳
2009年8月15日拡大 Baraka あらゆるチャンスを捉えるプログレッシブロック:クレシェンドフェスティバルに出演する日本のインストバンド Baraka、ロワイアン地方でオフプログラムのコンサート4公演を行う。クレシェンドに、日本、それどころかアジアからミュージシャンを招くのは初めてである...」 それでもBaraka は、ロワイアン地方では無名ではない。クレシェンド・アソシエーションは数ヶ月前、シーズンオフにMathes でこの日本のバンドとこの地方の観客との出会いをすでに実現しているからである、東京からやってきたこのトリオは、8月22日土曜日にフェスティバルの公 式ステージで演奏する。その前にオフ・フェスティバルとして4本のライブが企画されており、Meschers-sur-Gironde、La Palmyre、Vaux-suru-Mer、Saint-Palais-sur-Mer で演奏する。経験豊富なミュージシャンたちのために用意されたフランスのステージへの申し分のない登場の仕方である。Shin Ichikawa はベースを、Max Hiraishi はドラムを、Issei Takami はギターを演奏する。3つの個性、補完し合う3つの能力、共に道を歩む3つの理由... 「我々が1996年にバンドを結成した当時はまだ、プログレッシブロックのことは頭になかった。一緒に演奏しているうちに自然とそれに到達したのだ」 と彼らは説明する。彼らのコラボレーションは多くの実りをもたらしており、すでに8枚のアルバムを制作している。最新アルバムである 『Shade of Evolution』 は完全なインストルメンタルで、ジャズロック・フュージョンの味わい深いヴァリエーションを聴かせる作品である。「最新の2枚のアルバムは完全なインストルメンタルになっている。これは我々が自然に進化した結果だ。」 とトリオは説明する。
2009年8月16日拡大 クレシェンド、Baraka と共にオフプログラムスタートプログレッシブロック・フェスティバルの一環で、日本人が La Palmyre の松林で演奏今週末にクレシェンドが La Palmyre で開催?ご心配なく。プログレッシブロック・フェスティバルは、これまで通り、歴史的舞台である Saint-Palais-sur-Mer のコンシエ広場で8月20日、21日、22日に開催され、9本のライブが行われるが、クレシェンド・アソシエーションは、数年前からロワイアン、アトラン ティック地域の自治体と共同でオフ・プログラムも企画している。つまり、今週末まで一連のライブがロワイアン地方の数カ所で開催されるのである。日本のバ ンド Baraka がそれに参加し、今夜は、Mathes-la Palmyre で彼らのライブが行われる。Fusion Jazz-rockクレシェンドは彼らのために2008年5月にもライブを開催している。彼らは今回、プログレ入門の素晴らしい入り口である、洗練されたジャズロックをひっ さげて特別ゲストとして戻ってきた。「彼らは、よく練られたジャズロック・フュージョンの曲を演奏する素晴らしいステージ・バンドである」 とクレシェンドの芸術監督であるセバスチャン・モントーは述べている。
2009年8月17日拡大
シネ・コンサート
この映画祭の最終回、8月18日火曜にはカンヌ映画祭の公式セレクション作品で
映像の質を批評家たちから称賛された日本のアニメ映画 『イノセンス: Ghost in the Shell 2』 を中心にしたシネ・コンサートが行われる。今年はプログレッシブロックバンド Baraka が出演する。このアニメ映画は、2030年代という未来が舞台の正宗士郎のサイバーパンク漫画 『攻殻機動隊』 を押井守が脚色した作品である、。 「このバンドは、才気に満ち、革新的でインスピレーション豊かなジャズロックを演奏する。」 とこの分野に詳しいクレシェンド・アソシエーションの代表、セバスチャン・モントーは強調している。最後の上映会は Vaux-sur-Mer で打ち上げられる最後の音楽の花火のように響くであろう。

NEWSPAPER 2008年5月3日 掲載

 フランスの新聞 『SUD OUEST』に掲載

< 2008年5月3日>

2008 年のヨーロッパツアー中、フランスではマルセイユのフェスティバルPROG’SUDに続いて、西部のLes Mathes(レ・マット) でプログレ愛好家団体クレシェンド・アソシエーションが主催するライブ゙に招かれました。現地に到着早々、日刊紙 「SUD OUEST(シュッドウエスト)」 の取材を受け、ライブ当日にBARAKAを紹介する記事が掲載されました。

記事要約

Baraka上陸す

毎年夏にサンパレ・シュール・メールでプログレッシブロック・フェスティバルを開催しているクレシェンド・アソシエーションはオフシーズンも休むことはない。アジアのバンドに心惹かれている彼らは、日本のバンド Baraka がマルセイユで公演する機会を利用してこのバンド゙を招聘、レ・マットでライブ゙を開催する。

Baraka は、ギタリスト(Issei)、ベーシスト(Shin)、ドラマー(Max)から成るパワートリオであり、レッド・ツェッペリン、キング・クリムゾン、フ ランク・ザッパ、ジミ・ヘンドリクスの影響を受けており70年代の情熱の炎をかき立てる。結成されたのは1997年。これまでにフランスで演奏したのは、 2006年のPROG’SUDに出演した時だけだったが、今回、7枚目のアルバムをリリースしてフランスを再び訪れている。このアルバムは純粋なインス ツゥルメンタルになっているが、それは彼らの素養とテクニック、革新的でインスピレーション豊かな出色のジャズロックをアピールするために彼らが意図して 行った選択である。

このロッカーたちは、パワフルでありながらも制御されたサウンド゙を聴かせる驚くべきステージパフォーマンスで他と一線を画している。