BARAKAオーストリア紀行(2)

少し更新が遅れてしまいましたが、オーストリア紀行その2です。
前日の夜、ライブ会場でセッティングしましたが、その時は暗かったし、人も少ないので全体像はよく見えず。
ということで、改めて翌日、昼ごろに会場入りしました。
そもそも、今回はどんなイベントなのか、というと、AkiConというイベント。
AkiConってなんだ、ドイツ語だし意味不明、と思ったらこれ、実は「秋」のConvention(コンベンション)の略なんだそうで。
Conventionって集会ですよね。では何の集会かというと、まあ大きく括れば「日本」の「文化」を知る集会ということなのですが、そうなるとやはり中心的な興味は「アニメ」ということになります。そう、アニメの集会だったのです。これ、海外でも流行っているとは聞いていましたが、現地での日本のアニメの人気ぶりはものすごいものがありますね。会場にふつーに日本語のアニメが日本語で流れていて(字幕付き)、みんながそれを見ている姿はなかなか不思議なものがあります(しかも流れているアニメも相当マニアックなもの、というか、BARAKAメンバーは見たことも聞いたこともない最近の作品が主でした(笑))。
そんな中でまず行われたのが依知川さんの「書」の教室、というか書のデモンストレーション!
アニメファンが多い中、ある教室みたいなところで開催されるので、人来るのかなーと心配していましたが、開催前から何人も部屋で待っていてくれて、一安心。数十人の方にお集まりいただきました。さて、ドイツ語なんだけどどうするのかな、と思っていたら、通訳の方も登場。この方、日本に何年か住んでいたそうですが、日本語力がハンパない!漢字にも精通していて、ところどころ怪しげながら、巧みに会話をつないでくれました。
イベントでは依知川さんが会場の皆さん一人一人に(それも本当に丁寧に)「好きな言葉」を聞いて、それを書にしたためる、という、これまたライブ感満載の企画。難しいお題(忘れてしまいましたが、漢字になりにくい鳥の名前とか、あげくはポケモンまで)にも、様々な創意工夫で文字を書いていく依知川さん、さすがでした。参加者大満足のイベントになりました。
休憩時間、ブースなどを見て回りましたが、今度はコスプレの人たちの多さにびっくり!我々の控室でいきなりストームトルーパーに遭遇したのにはびっくりでしたが、一緒に写真に納まりました(笑)。
さて、そして夜のライブ!会場にはあちこちにコスプレイヤーがいて、何となく不思議(笑)。でもそんな人たちが一生懸命ペンライトを振ってくれているのも楽しいものです。
会場自体も体育館のような作りで、写真をよーく見て頂けるとベースアンプがパイプ椅子の上に置かれていたりと、手作り感満載です。
そんな中ですが、BARAKAの演奏が始まるとやはりBARAKAの世界に包まれてしまうのがすごいところです。約1時間強の演奏を終え、次々と写真や握手を求めるファンたちと交流しながら(こうなると言葉は不要ですね)、無事にライブイベントは終了しました。
片づけが終了したらもう10時半くらい。オーストリアでは、ましてやグラーツの郊外では殆ど空いている店はなく、かろうじて開いていたピザ屋さんに連れて行ってもらい、正直どれを食べても同じような3種類のピザとビールで疲れをいやしたBARAKA一行でした。

さて、ここからは翌日の移動およびウィーン珍道中ですが、それは次回に!